こんにんちは、社員Aです。
社員Kがカレイ釣りに行ってきましたね。
海といえば、鹿嶋には「栽培漁業センター」というところがあります。
こちらのセンターは、魚貝資源を増やすため、
ヒラメ・スズキ・アワビ・ハマグリ・ホッキガイの
5種類の稚魚・稚貝を人工的に育て放流しています。
ある日、社員Kと「今日は何が釣れてるか鹿島港へ行こう!」と意気投合して
車を走らせていた所、「Aさん!あれは何ですか!!行ってみましょう!」と、
二人で取材記者さながらの俊敏な動きで車を飛び降りました。
二人とも、身体は重いが心は軽い。
早速施設内の自動ドアを入った所、
スズキの稚魚が水槽に展示されているなど、
興味深いものが沢山ありました。
社員Kと写真を撮りながら見ていた所、
施設の職員と思われるおじさんが、
我々に解説を交えながら案内して下さいました。
中でも、一番興味深かったのが「番号がついたハマグリ」です。
栽培漁業センターでは、番号をつけたハマグリを放ち、
それがどの場所に流れるのか調査しているそうです。
写真のハマグリは「かしま0610」とありますが、
こういう、番号がついたハマグリを拾ったら、栽培漁業センターに届けて欲しいそうです。
その話を聞いた時、小生はロマンを感じました。
小生が幼い頃に読んだ絵本で、
ある子供が瓶の中に手紙を入れて海に流した所、
それがよその国に届いた!という本です。
それを読んだ時、とてもワクワクしました。
笑ってしまうでしょうが、
この番号付ハマグリは、それに近いと直感したのです。
小生は時々、朝方に海へ散歩に出かけるのですが、
浜辺を歩いていると、ごくたまに手の甲ほどの大きさのハマグリを拾うことがあります。
1つ拾っては冷凍庫にいれ、またある時に1つ拾っては冷凍庫にいれ…
何個か集まってからペロリといただくのです。
しかしもし、自分が拾ったハマグリに番号がついていたら…
栽培センターが流したんだ…奇跡だ…
と、感極まること間違いないでしょう。
がぜん「番号付ハマグリを探せ!」と熱い気持ちになってきました。
調査に協力する為に、栽培センターに渡してしまったら
せっかく拾ったハマグリを食べることはできませんが、
逆に、調査に協力できた満足感は味わえるはずです。
茨城の海、生産量は全国でも6位、
小生も、海の資源を守るために何か協力できることはないかと考えましたが、
「番号付ハマグリを探せ!」
今できるのはこれくらいでしょう!
散歩中の楽しみが一つ増えました。
永住・別荘の皆様、もし番号付ハマグリを拾ったら是非是非教えて下さい。
その喜びを一緒に分かち合いたいです。
ちなみに、このセンターの屋外展示では、ヒラメやスズキを飼っていて、
普段目にする事のないヒラメの動きやスズキを間近に見ることができます。
残念ながら土・日・祝日はお休みなのですが、
入場無料ですから、一度足を運んでみてはいかがですか?
結構面白いです。
鹿嶋市観光協会
http://www.sopia.or.jp/kashima-kanko/miru_asobu/gyogyo_center.htm