先日、釣り熱が頂点に達したした社員Aです。
とうとう、【夜釣りイカ】の船釣りにチャレンジして参りました。
初心者なのに、素晴らしい釣果を記録しました!
長いブログですが是非読んで下さい!
去る土曜日、大春丸の方より電話があり
「日曜日は出航します。」という事でした。
小生は、少々体調不良ではあったものの、
社員Kと共に参加することになりました。
当日の午後3:30
クーラーボックス、酔い止め、お茶、おにぎり、
を持ち、スノーボードのような格好をして
船酔いの不安を抱えつつ社員Kと鹿島港へ向かいました。
到着すると、奥様が笑顔で迎えて下さいました。
本日の釣り人は我々を含めて6人。
皆さん大きなクーラーボックスを抱えています。
天井を見ると、座布団級のヒラメの魚拓が数多く貼ってありました。
小生は、まるで初恋のごとく胸がときめき、
これから始まる素晴らしい釣果を想像して
胸を躍らせているのでした。
きっと、魚拓を見つめる目はキラキラと輝いていたに違いありません。
社員Kもきっと同じ気持ちでいるに違いない。
そう思いつつふと横を見ると、
社員Kは目を輝かせて天井を仰いでいました。
「事務所のみんなに釣って持って帰ろう!」
そう二人で誓い合うのでした。
すると「そろそろ出発しよう」
船長の一声が。
慌てて船へ駆け寄り、乗り込みました。
乗ったら揺れで何となく足がふらふらします。
少しづつ遠くなる鹿島港。
「鹿嶋から海を見ることはあっても、沖から鹿嶋を見た事なんてなかったね」
「魚釣り園ってあんな風に見えるんだね」
「いつも沖に見えてた船ってコレだったんだね」
「かもめがついてきてるよ~!」
何もかもが初めての体験に、素直に感動する自分達がいました。
そしていよいよイカ釣りスタートです。
ここは水深500mの場所、今思うとゾゾゾとしますが、
その時は怖がる暇もありませんでした。
初心者のため、仕掛けもつけられませんでしたが、大春丸には良い先生がいた為に
懇切丁寧に手伝っていただき、大変助かりました。
というより、全部やっていただいたという感じです。
まずは光るライトをつけた仕掛けを水深50mほどまで下ろします。
竿を上下に揺すりながら巻き上げていくのですが、
周囲から「何mだ!?」「35m!!」「30m!!」等と、
イカが釣れる深さを教えてくれています。
すると、小生の隣でやっていた社員Kが爆釣り状態でした。
社員Kが引き揚げると、そこには50センチはあろうかというイカが2杯もついています。
イカは海から出てきた途端、水(スミ)をぴゅーっ!と吐き、社員Kにかかります。
「きゃぁぁぁぁぁ!」と叫びつつも、イカを何とかバケツに落としてすぐさま
仕掛けを海に投入しています。
そして、社員Kは釣れた深さを覚えておき、その辺りのタナを探っています。
ダメだと判断したらばもう少し巻いてみて探っています。
途中、サバがあがることも多かったのですが、イカも順調です。
一方、全くダメな小生…
見かねた船長さんが仕掛けを落とし、アタリが来たら
釣竿を小生に渡してくれました。
イカの凄い引き…リールをゆっくり、ゆっくり巻くと、
現れたのは巨大イカ!!
何と嬉しい事でしょうか!!これが小生の心を熱くしていたイカなのです。
船酔いなんかしている暇はありません。
こうなったらガンガンやってやれぇ!とばかりに仕掛けを落としていきました。
イカの場合、ズボーっと引き込まれるようなアタリがあります。
この「ズボーっ」というこの感覚がたまらないのです。
「キターー!!」織田裕二さんさながらの声を上げます!
時々は、挙げてみたら実は「サバ」だった、という事もありました。
社員Kの場合、アタリがあった時点で「Aさん!サバです!」と、
言う事がありました。ブルブルっとした感覚が竿に伝わってくるのだそうです。
しばらくし、船酔いの身体に限界を感じた小生は、
社員Kに「私はもうだめかも知れん!!いやもうダメだ!!」と力強く弱音を吐きました。
すると「Aさん!!私が社員全員分釣ります!!最低1人1杯は行き渡るように頑張ります!!」
そう頼もしい言葉を発し、社員Kは黙々と釣り続けました。
くたばった小生は、船のライトで照らされる漆黒の海を見ていました。
夜なのに、船の周りには沢山の「かもめ」が集まっています。
プカプカと浮かんでいたり、
時には海面に飛び込み、10センチ位の魚をくちばしに咥えて飛び去るものもいます。
海面には小さな魚が沢山いるのでしょう。
そんな海を見つめながら、貴重な体験だ…とまたまた感動するじぶんがいました。
ついにイカ釣り終了の時を迎えました。
その頃には、みな釣竿を片付けていたのですが、
社員Kだけは、最後のギリギリまで頑張っていました。
終了合図の瞬間でさえ、社員Kは最後の一杯を釣り上げていたほどです。
港に向かう船の上では、みな無口でした。
遠くに見える港は、キラキラと輝いていてとても綺麗です。
終わった…という安堵感と達成感でいっぱいで、言葉は出ませんでした。
夜11:00、港では大春丸の船長の奥さんが待っていてくれました。
そして、我々の為に「おにぎり」をにぎって持って来てくれました。
ほんのりと温かさが残るおにぎりは、涙が出るほどおいしかったです。(T-T)
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釣果:ムラサキイカ:40杯
サバ:19本
★これは大成功!(^-^)/★
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11月からはヒラメが解禁になりますよ!
座布団級を狙いたいです。
我々は、これからも色々な事に挑戦し続けて行きたいです。
船釣りにご興味がある方はお知らせ下さい。