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NHK BS時代劇「塚原ト伝」がおもしろい!けど最終回です。

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こんばんは、社員Aです。

NHKBS時代劇「塚原ト伝」、皆さんはご覧になっていますか?
小生は、ハマっています。
これ以前にハマった時代劇といえば、だいぶ前になりますが
「子連れ狼」(北大路欣也さんバージョン)でした。
拝一刀は無敗の刺客でしたが、最後は斬られましたね。
(フィクションですが面白かった。剣豪ってことで。)
しかしながら最終的には大五郎を残して一敗してしまったわけです。

そして今回ハマってしまったのが、
無敗の剣豪「塚原ト伝」です。
いよいよ日曜日、最終回です。

この「塚原ト伝」ですが、小生は毎週、集中して観ていました。
とかくオープニングのテーマソングが素晴らしいです。
曲は川井憲次さん作曲だそうですが、やはり!といった感じです。
大河ドラマにふさわしいほど。
そしてドラマ中に流れる音楽も、まさにそのシーンを如実に表してくれています。
特に塚原ト伝は、「神」が関連してくるので、神秘的な音楽です。

海内無双の剣士・大野秀孝と戦う御前試合の真剣勝負では、
相手のペースにのみこまれ、動きが硬くなり危うい新右衛門(ト伝)が、
途中から本来の自分(鹿島の太刀)を取り戻す場面で流れたあの曲は、
そのシーンにふさわしく、ト伝の「悟った感」を醸し出していました。

オープニングの画面では、
青い空に入道雲、そして「塚原ト伝」の文字。
その雲は、本当に「鹿嶋」そのものを表現している力強い入道雲です。


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戦えば戦うほど、神の存在を感じることができなくなり、
だんだん死への恐怖と、まとわりつく亡者に悩まされ、
「闇」に包まれていく塚原ト伝、、、
何を断ち切り、何を得ていくのか。。。
毎回ハラハラでした。


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ト伝と共に回国修行の旅のお供をする山崎左門、
2人の掛け合いがなんとも新鮮でした。
そういえば、この左門役の方、
時折、主演の堺雅人さんより存在感を発揮しています。
「誰だろう?何だか若かりし頃の渡辺謙さんに似てるし、、」
と思っていましたら、この方、平岳大さんという役者さんで、
父親は俳優の平幹ニ朗さん、
母親は女優の佐久間良子さんなんですってね。
どうりで。。。オーラが漂ってます。。。大物俳優の予感。。。


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「鹿島の太刀を継ぐものよ、恐れるな、心新しくして事にあたれ。
 己は相手と共にあり、これこそ、ただ一つの剣の奥義」

鹿嶋へ舞い戻り、亡者の魂を沈め、千日の修行で悟ったト伝、
最終回はどうなるのでしょう。


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「虚実に惑わされるな。風を思え。天を思え。地を思え。
 ただ心を伸びやかに。。。。。。。。」

ドラマの中で塚原ト伝が言った言葉ですが、とても印象に残りました。
何か自分に起こった時、一呼吸おいてこのように思うと
心が落ち着くのかも知れないな、、、。

そう思います。

剣豪から剣聖になる塚原ト伝、
ラストはどうなるのでしょう。
明日が楽しみです。
もう最終回なんて、、、。
ぜひともNHK大河ドラマにしてください!

  • 2011年11月12日(土)
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